シドニーの歴史的なロックス地区の最高地点に堂々とそびえるシャングリ・ラ シドニー ホテルは、オーストラリアを象徴する港湾都市シドニーに、ラグジュアリーとアジアのホスピタリティを体現する灯台として佇んでいます。私たちの歩みは、1971年にマレーシアの実業家ロバート・クオック氏によって設立されたシャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ グループの先見的な事業拡大の一環として始まりました。「心からのおもてなし」というクオック氏の哲学は、今日に至るまで私たちのサービス精神の指針となっています。
1992年以来
1992年にANAホテル・シドニーとして開業した当時、その独特な建築的存在感は既にシドニーのスカイラインに存在感を示していました。建物は、複雑な周辺環境との調和を念頭に設計され、ザ・ロックス地区の個性を守りながらも、真に壮大な景観を創り出すための複雑な建築管理を巧みに操りました。


建築家の当初の構想は、シドニーの海岸へ旅する人々を歓迎する象徴的な灯台が、歴史的なロックス地区の先端に堂々とそびえ立つというものでした。この構想は、後に有名なホライゾンクラブラウンジが入居することになる、そびえ立つタワーに形作られました。そこから見えるパノラマビューは、シドニーにおけるシャングリ・ラ体験の代名詞となりました。
創業以来、私たちは揺るぎない卓越性へのこだわりを保ちながら進化を続けてきました。ザ・ロックス地区の中心部という立地は、シドニーの真髄に触れる絶好のロケーションです。石畳の道が、植民地時代の過去と活気あふれる現代を物語ります。この比類なきロケーションは、シドニーの豊かな文化に触れる比類なきアクセスを提供し、シドニー港、オペラハウス、ハーバーブリッジを囲む息を呑むような眺望をお楽しみいただけます。この眺望は、当ホテルの象徴となっています。


シャングリ・ラという名称は、ジェームズ・ヒルトンの1933年の小説『失われた地平線』に登場する架空の楽園、平和と繁栄に満ちた天国のような場所からインスピレーションを得ています。この名称は、シドニーの活気あふれるエネルギーの中に静寂の聖域を創造するという、私たちの変わらぬ使命を反映しています。シャングリ・ラ グループの理念のもと、伝統的なアジアのおもてなしと現代的なラグジュアリーが融合した空間を育み、お客様の心に深く響く体験を創造してまいりました。
私たちの歩みは、絶え間ない改良と高い評価によって彩られてきました。長年にわたり、数々の名誉ある賞を受賞しており、2018年HMアワード・オブ・ホテル&アコモデーション・エクセレンスでは5つの栄誉を獲得しました。これは、私たちのチームが卓越した体験を創造することに注力してきた証です。
今日、シャングリ・ラ シドニーは、単なるラグジュアリーホテルではなく、心を込めて思い出を紡ぐデスティネーションとして確固たる地位を築いています。優雅に彩られた客室とスイート、情熱あふれる料理の達人による受賞歴のあるダイニング体験、そしてウェルネスサンクチュアリ「CHI スパ」は、あらゆる瞬間に真のおもてなしの温かさがあふれる空間を創り出しています。
未来を見据えながらも、真のおもてなしは心から生まれるというロバート・クオックの創業理念を、私たちは変わらず心に刻んでいます。アジアのサービスと心遣いの伝統に深く根ざしたこの哲学は、私たちのスタッフを鼓舞し、当ホテルを訪れるすべてのお客様と心温まる繋がりを築き上げています。
世界的な観光地としてのシドニーの発展の歴史において、シャングリ・ラ シドニー ホテルは、優雅さ、文化の架け橋、そして卓越性への揺るぎない取り組みの章として存在しています。これは、港を見下ろす当ホテルに毎日新しいお客様をお迎えするたびに、私たちが書き続けていく伝統です。


